保守サービス業務へのAIエージェント適用
探す・転記するをAIに移し、人の時間を判断に集中させた。
現行業務を手順に分解すると、資料を探す・過去事例を探す・情報を転記する・不足を補記する、の4手順に工数が集中していた。部門の全業務量(年間約6.8万時間)を実測して効果の分母を定めたうえで、この4手順をAIエージェントに移し、人には登録・条件入力と、生成結果の確認・補記だけを残す構成にしている。
産業インフラ機器の保守サービス部門に、AIエージェントを適用して業務を自動化・省人化するプロジェクト。構想フェーズから現場導入まで一貫して推進している。
課題
- ナレッジ探索と文書作成が熟練者に依存し、業務負荷が高い
- どの業務にAIを当てれば効果が出るかが定まっていない
- 基幹の保守DBをAIがそのまま参照できない
実施内容
- 部門の全業務を年間工数ベースで実測し、AI適用効果の分母を定めたうえでユースケースを選定
- AIと人の役割分担を定めたTo-Be業務フローと要件を定義
- 開発チームへの要件連携、ROI設計、段階導入の設計
- 業務チームメンバーの成果物レビューと、新規参画者へのオンボーディング
成果
- 部門の全業務量を年間約6.8万時間と実測し、6ユースケースを優先順位づけ
- 3か年で年間約4万時間の削減を目指すロードマップを、経営の投資判断資料としてまとめた
- 初年度第1四半期時点で、対象業務の工数を30%削減し当期目標に到達




